COUNCIL
協議会の取組
【横根高原保全・活用協議会とは】
横根高原保全・活用協議会は、前日光県立自然公園の横根高原の生態系の維持回復と資源の活用を図ることを目的として、地元の関係団体や自治会などによって平成26年に発足しました。前身である旧粟野町の前日光横根高原振興組合は、鹿沼市との合併後、一時活動を休止していましたが、メンバーの情熱によって新たな組織となり、活動を拡大させながら現在に至っています。
【井戸湿原保全のために】

協議会の主な取組としては、井戸湿原生態系の維持回復事業、野生鳥獣被害の低減事業、普及啓発事業に分けられます。井戸湿原生態系の維持回復事業は、湿原に水を長く留めるための「帯工」を設置したり、カラマツなど外来種を必要に応じて除去したりするものです。野生鳥獣被害の低減事業は、シカなど野生鳥獣から被害をおさえるため、湿原への侵入防止柵の設置をする活動です。普及啓発事業は、パンフレットや映像によるPR活動、セミナーの開催、報告書の作成などです。

帯工
伐採の様子
湿原への侵入防止柵
湿原保全活動の様子